20180713
何もいわない六月の空はぼくの好きなみずいろです
森田童子が死んだと電話できいた。 森田童子も物理的に死んだりするんだ。感覚としてつかめないものがある。 いたずらに自分をさみしい降雪の中に立たせてもいい季節のBGM。 森田童子の音楽が全然ぴんとこない人生のほうがずっと幸せなんだろうと思うけど、森田童子を聴いて膝を抱えて傷ついたり、または傷ついている気分になったりする しなびた群青色みたいな時期があるということは豊かなことだと思う。 刺すような寂寥を比喩する、冬の低くて曇った空の風景の記憶をおれたちは共有している。 「ぼくがきみの思い出になってあげよう」というタイトルは本当にその通りだったネ。
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