スパルタローカルズの季節が来た!!!!!!!!!!!!
・高校生の時代からもう500回くらい季節を繰り返して、それでも聴くたびにまるではじめて聴いたみたいな感動を起こさせる音楽がある。あなたにだってあるだろう。
私においてはスパルタローカルズとフィッシュマンズとマーガレットズロースがそれで、この三つのバンドがおおよそ私のすべてのムードみたいなものを作り上げているから、三者の音源を全部聴けばおおまかに私という人間の感性におけるすべての側面を把握できるだろう。そんなことしなくていいけど。
とにかく自分でもビックリしている。何万回と聴いてる音楽を聴いて衝撃を受ける。なんて素晴らしい音楽なんだ、スパルタローカルズ!!!!なんでこんなに胸がドキドキするんだ!!!と叫びたくなる。夕暮れの交差点、信号待ちをする私をよく見れば、頭と四肢が揺れている。彼はこっそり踊っている。
・私は音楽の趣味というのは聴者の数だけある方がいいと思っている。それが時々交わったり、交わらずともかすめたり、全然ねじれの位置にあったりするようにして、個人の群れが音楽を聴いている。それが良いと思っている。それを踏まえての話になるが、音楽の趣味──スパルタローカルズを例に挙げて、高校生の時分に夢想した「私の考えるロマンチックとは何か」という趣旨の文章を以下に転載する。初出は当時の私の日記である。エントリーはyaplog!サービスの終了と同時に日記帳ごと消滅した。そこには"助かった"という思いが常態にあるのだが、ティーンネイジへの懐古に伴う特有の恥ずかしさを自認しながら、さらにそこに上塗りするように再掲載をするのは──この告白が三つ目の恥ずかしさにあたるのだけれど、"私が当時と何も変わらない"ということをスパルタローカルズを今日、さっき、聴いて、思い知らされたからだ。マゾなのかしらと弱く笑ってのち、自戒にも似た貌で、私はあらためて自分の想うロマンチックの趣を開覧する。

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