20210906

彼方からの電話

 別にそれ自体はとくべつなことではないようにも思えたとしてもやはりどこか自分の頭の外に書き留めておいてもしもいつか思い出したくなったときに思い出せるようにしておこうと準備に至る出来事というのはやはり稀ながらも起きる。
昼前にぼーっとしてたら着信があり、えぇ?と思ったその相手とはk原さんであった。
 もう何年ぶりになるのかも思い出せないけど電話に出てみると本当にk原さんで、内容はまぁなんというか大雑把に言えば仕事の依頼だったので冒頭に書いたように何もとくべつなことではなかったが、k原さんというのは普段の生活でもうすっかりすっかり頭に浮かぶ頻度も減ったもののやっぱり俺にとってなにがしか忘れえぬ人のひとりなのかもしれんと思った。電話口の向こうにあるであろう大柄な彼の背中を想像した。

k原さんの作った映画のことは、これまでもこれからも何度も何度も何度も思い出している。

 労働先に行ってみると今日の事前に覚悟してたよりは全然気楽に過ごせたのだが、なんだかとても疲弊してしまった。休憩時間に佐藤貴男「カルト資本主義」を読む。

 くたびれて布団に転がってfamily basik『Golem Effect』を聴く。
I used to be so proud of you」が好きすぎてfamily basikはもうそればかり聴いていた一年半だったけど、他の曲もめちゃくちゃいいじゃないか……なんだこれは…小さなひかりをチカチカ放つ宝箱のようだ。。