20131208

思い出したくもないし別に忘れてる

中三の弟が今日友達になんでもないことでメールした時、「テスト前だぞ勉強しろよ」みたいな返事が来てて、あーあ私立の進学校の嫌なところってこういうところなんだよなーと、思い出した。

皆が前を向いていて、自分たちが目を向けている方向が前であり、そちらにぐんぐんと迷いなく歩いていきスピードについて来れない人を笑うあの感じ、が、たしかにあった。まあ勉強しなかった自分も嫌いなんだけど、だからもう自分込みであの校舎に居る生徒が全員ヤだった。

別に忘れてるけどこうやってたまに思い出すと嫌な気分になるのはきっと、オレが変わってしまったんだろうけど、在校していたオレは何も気づかないふりしてちゃんと学校に行ってたんだからえらいな。

20130428

夢(べキタク君)

寝したら他人の夢をみた。

井の頭線に乗っていたら知り合いの太った女子が窪塚洋介似の男の子と一緒にいて、彼氏かなどうでもいいけどと思ってたらその子が「あれ、しびやくんじゃーん」と話しかけてきた。
やぁと言ったら男の子がめちゃくちゃ不機嫌になり睨んできたので怖いな~と思って見ないようにしていたら「差つけられちゃいました?」と言ってきた。差? と思っていると女子が彼をなんでもないのよ友達よとなだめている。
二人の会話から察すると、男の子(今彼)は僕のことを自分の彼女の元彼と勘違いし、威嚇してきたということらしい。しかし、差つけられちゃいました?って初対面なのにずいぶん失礼な因縁付け方しやがるな。

男の子は僕が自分の彼女の元彼ではないことを理解したものの「でも好きなんだろう」みたいな感じだったので喋りたくなかったけど好きじゃないです別にということを説明した。

電車は渋谷につき僕らは降りダラダラと歩いていたら(何故か奴らも方向が同じだった)、男の子が「SAYONARA BABY BLUE」をでたらめな歌詞で歌っていたのでおぉっマジか笹口好きなん?てちょっと盛り上がって別れた。

休憩所みたいなところで休んでいると奴らが走ってきた。探しましたよーみてくださいよこれと言って男の子が僕に見せてきたのは彼女からの交際一周年記念ラブレターみたいな、手紙で、「これ取りに帰ってたんすけど、見せてあげようと思って。これめちゃくちゃ泣けるんすよ。」とヤツは言う。見てみると「ベキタク君へ」と銘打たれたそれには確かに甘ったるい言葉が羅列してあったけど他人なので別に泣けないでいたら、男の子(ベキタク君て名前らしい)が朗読しはじめた。ちょいちょい「なんで泣かないんスか!?」と言ってくるので「だってしらねぇもん」と答え、つまんなくなって好きな歌を勝手に歌っていたらオーディエンスが集まってきた。
オーディエンスのせいかどうかはわからないが、じょじょに僕は自分の歌声が聞こえなくなっていった。
ベキタク君はまだラブレターを朗読している。

20130327

夢(ピンサロに行く夢)

ピンサロに行く夢を見た。
そもそもなんでピンサロに行ったのか憶えてないんだけど、一人目の女の子をチェンジしたら二人目はおばあさんだった。
いやいやおばあさんじゃないですか、と僕が言うとおばあさんは「ティッシュの内職より給料がいいの」と言った。
いやですよ僕おばあさんとなんかそういう趣味もないですしチェンジさせてもらいますよぉと言うと、「やれやれ、もう四年もお客ゼロなのよね」とおばあさんは言う。いやそれは不憫ではあるけどさ。だからとっとと辞めなってこんな仕事。
おばあさんの後ろでは部屋に入った時におばあさんが流しはじめた「ピンサロはじめてガイド」なるドラマ映像がテレビに映し出されている。優木まおみさんが主演で、別にピンサロは出てこなかった。


20130223

夢(電車、女、海が見える)

夢の中で。

知らん女と。
「ZEGEN VS UNDERCOVER」を片耳イヤホンで聴きながら電車に乗っている。昼間の電車には俺たち以外に全然人がいなくって、となりの女が向井に合わせて「バリヤバイ!」と言う。とてもつまらなさそうである。
無気力に「バリヤバイ!」を繰り返す女を、俺は邪魔だと思っていない。

電車はトンネルに入り、トンネルを抜けて、窓の向こうに海が見えた。
女の方をふと見ると、彼女は海には目もくれずに後頭部を窓にこつんこつんとぶつけている。

電車は海を外周するように線路を走り続けている。
だからいつまでも海にたどり着かない。

20130213

あれからどのくらい

ひと月前お友達と喋ってて、話の流れですごく遠い冬の日の話をして、すごく遠い冬の日の事を思い出した。2月11日のことだ。よくそんなことを憶えているものだ。

朝の6時とかそんくらい、すごく早くに起きて、父さんに車で中央林間まで送ってもらった。
中央林間から田園都市線各停に乗って市が尾まで行った。やまだないとの「ハルヒマヒネマ」を読んでいた。待ち合わせた市が尾の駅で一旦降りて、また田園都市線に乗った。雨とも雪ともつかないものが降っていた。
田園都市線で渋谷まで行って、山の手線に乗り換えて池袋まで行った。そういえばあの日が生まれてはじめて池袋に行った日だ。
池袋から歩いた。雨とも雪ともつかないものは未だ降っていた。
歩いて、らっきょう大学に着いた。この日はらっきょう大学の入学試験実施日だった。
もっと人がわらわらいるのかと思っていたけどそれほどではなく、何かを得たと言えるほどの体験ではないですなとか思いながらも、人の群れを見ていた。
そんな時間にも飽きたけど、時間はまだ8時とかで諸々のお店は開店前だった。それでも池袋の駅構内にあるパン屋さんが開いていて、パンをふたつ食べた。長いあいだそこにいた気がする。雪がやむまで僕たちはずっとそこにいた。

目を閉じれば曇天はまぶたの裏にまだ見える。
雨とも雪ともつかない白いものは、山の手線の走るスピードで車窓の向こうに降り続いている。

20130117

いっさいは過ぎてゆきます


おばあちゃんが演歌の番組を見ていて楽しそうでそれを眺めていたら平凡のことを考えた。テーブルのはす向かいでオレはずっと台本とか文集のための文章とか書いたりたまに就活サイトを覗いたりYouTubeでメレンゲの気持ちとか眺めていて、いっさいの情報は目と耳から入って脳ミソに溶けて蒸発し続けている。意識的に生きるなんてことは難しい、難しい、難しい。おばあちゃんが演歌の番組を見ていて楽しそう。意識的に生きることは難しいけど、それはそういうものだし何でもかんでも意識的に生きて知らない言葉をモゾモゾと喚いてどっか消えちゃった人のことをオレは知ってる。無意識の中に平凡はあって平凡は無意識でその多くができている。ような気になっているのはぼんやり生きているオレの自己弁護なのかねえ。
おばあちゃんが少女みたいに肘を立てている。とてもかわいい。そう思う。これは意識的と気づいた。